FAMICOMBOXとは 出会い 解体新書
FB写真館 管理人 LINKS

電源ON>解体新書1


機械に詳しいわけでもなく、素人の「分解」といったところでしょうか・・・・。

情報は現在随時更新中です。

[1]背面ディップスイッチ [2]ビジターキーとマスターキー [3]コインボックス
[4]ACアダプタ [5]光線銃

本体正面 本体背面

本体左側面 本体右側面

[1]背面ディップスイッチ

本体背面には多くのコネクターが並んでいます。基本的にテレビと連動して動くために、テレビアンテナ用のコネクタも用意されています。また、ホテルでの使用時にはコインボックスに100円を入れる方法ではなく、フロントで利用時間を管理することも出来るようにもなっています。その為に、本体を外部の機器につなぐためのコネクターが付いています。(これらの意味、運営方法はある程度取扱説明書から推測ができますので、後日記事を追加いたします。現在、関係者の方でより詳しく運用方法の分かる方から情報を求めています。)

また、100円あたりの起動時間の選択や、デモ画面の表示時間の設定等が出来るディップスイッチが付いていて、10箇所のONとOFFを切り替えることにより各種の設定を変更する事が出来るようになっています。

運用時はこのようにカバーが付く カバーの中の様子

-ディップスイッチの設定方法-

設定の内容
ディップスイッチNOの状態
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ゲームモード
セルフチェックモード
OFF
ON
コインタイマー 10分
20分
OFF
ON
アトラクション画面 5秒
10秒
OFF
ON
ゲームデモ画面 5秒
10秒
15秒
20秒
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
フリープレイモード
コイン課金方式
キー課金方式
CATV課金方式
ON
OFF
OFF
OFF
ON
ON
OFF
OFF

※スイッチを右側にするとON、左側でOFF

[2]ビジターキーとマスターキー

本体前面には電源の横に「OFF」「ON」と書かれて、黒いプラスチックでカギの入る穴の部分があるのですが、この部分には、黒い取っ手の付いた「ビジターキー」と、赤い取っ手の付いた「マスターキー」を入れることが出来ます。

黒いビジターキーは本体販売時にセットの中に入っていたようで、本体と合わせて設置される黄色い説明書にもその使い方が説明されていることから、設置現場の多くはチェックイン時にビジターキーを宿泊客に渡していたのだと思います。

赤いマスターキーの方は各ホテル、旅館等に数個ずつ用意されていたようですが、その為数が少なく、こちらの方が貴重な品になっています。

本体前面にあるキー差込口 5段階のキーポジション(下説明参照)

ビジターキー マスターキー

コインボックスを使わないで営業していた場合に、お客さんに渡してカギのポジションを「ON」にして使わせることで部外者への利用を管理できたのがこの「ビジターキー」。カギが回せる位置は「ON」「OFF」の2箇所のみ。
その名の通りに「主人」のみが持つことを許されたカギ。背面のディップスイッチにより決めた各種の設定も、このカギを使うことで全て無効になるほどの威力を持っている。カギを回せる位置は5箇所にもおよび、電源投入時からの各ゲームの起動回数や、各コントローラーや基盤の通電チェックを確認することも出来る。

■各ポジションにおける機能(マスターキー使用時)

@ポジション1(ゲームカウントモード)
電源投入以降の各ゲームプレイ回数、およびトータルのプレイ回数を画面に表示できます。本体の電源を切ると、データはリセットされます。

AポジションON(ゲームモード)
コインボックスの無い本体で、ビジターキーを使った営業をする際と同じ機能でゲームが出来ます。

Bポジション2(フリープレーモード)
本体に何らかの異常が発生し、正常にゲームがプレイできなくなった時に使用するポジションで、各課金方式に関係なく最優先で機能し、何回でも自由にプレイができる最強モード。

Cポジション3(セルフチェックモード)
本体内部のメモリー(ROM、RAM)やゲームカセットの簡単なチェックができます。また、コントローラーや光線銃のケーブル断線チェックも行えます。

Dポジション4
未使用

※以上は、本体背面のディップスイッチの設定に関係なく機能します。

サイト利用について ©管理人:Kenvo