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出会い2 出会い3 出会い4 出会い5 出会い6 出会い7 出会い8 [1]出会い あれは、私がYahoo!オークション(以下ヤフオク)を始めてしばらくがたった時だった。 そんな「バカコレクション道」をまっすぐに進んできた私に、衝撃的な商品画像が目に入ってきた。 「業務用ファミコン FAMICOMBOX」・・・・なんじゃこりゃ!ししし、しかも、これって高校生の頃、ドキドキして入ったラブホにあったやつだぜ。うわぁ、これ、しかも光線銃も付いてるぜ。さ、さらに、何だか見たことないコントローラのデザインだ。・・・すげぇ。 その次に脳裏に浮かんだのは恐らく皆さん同様、『これ、どこに置くんだよ』だった。話的には「気づいたら入札していた」という方が面白いが、当時は私も常識が判断出来たのだろう。その時は入札をしなかったのだった・・・。
[2]心の中では・・・
当時は、ヤフオクでもよく本体を見かけることが多くて、何回かはあまり本気ではなく入札をしたこともあった。時には少し高い値段を入れては心の中で「落札できちゃったらどうしよう?」なんてことも考えたことがあったのだが、今でもはっきりと覚えている印象的な入札シーンが2回ある・・・。
1度目はJRの電車を降りた時に、そこの駅の階段を昇りながらケータイを使って高値の更新入札した時だ。その頃は「まぁ置くところは届いたら考えよう」なんて楽観的になってきて、本気で落札を考えてきた頃だった。高値更新の通知はパソコンにしかメールが届かないように設定してあるので、ケータイに高値更新の通知があった訳ではないのだが、電車を降りてタイミング的にちょうど良くて携帯からの入札をした。 ・・・結果は2位で落札ならず。これをきっかけに「よし、今度から本気で行こう」と決意を決めていた・・・。 そして記憶に残る2回目の入札は「ディズニーシー」でインディージョーンズを待っている時。この時は心の中で「絶対に落とす」と決めていたので、長いはずの待ち時間が全く気にならない位にケータイの画面をにらんでいた。その出品は終了10分前に入札があると残り時間が自動更延長する設定で、残り10分までは私が余裕の最高額入札者だった。 と、そこから熱い戦いが始まった。終了5分ほど前で「高値更新」に気付く。負けじと高値を入れるのだが、しばらくして画面の再読み込みをすると、なんとまたまた高値更新。性格的に熱くなるので、今度は千円単位で高値を入れる。そして再読み込みをすると・・・。 しつこいな、こいつ。 何と、競争相手も私以上にしつこい性格のようで、(相手もそう思っているのだろうが)一歩も引く気配が無い。そして私はその時、別の重大な事実に気付く。 隣にいる女性、怒ってます。 私が高校生の頃、付き合い始めて最初の頃にディズニーランドに行くと、待ち時間で会話が無くなってしまい別れる。なんて、今思うとピュアなジンクスがあったのだが、この場合はちょっと違うにしろ、私の返事は「カラ返事」だったことは間違いないだろう。 |
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